「映画 G」をつくるに思い立つまで
- Nanako Murakami
- 2018年9月3日
- 読了時間: 2分
「長編のミュージカルっぽい女の子を題材にした映画をつくろう。」
そう決めたのが2017年3月くらい。
クリエイターの卵を育てる私の母校では卒業制作を作らなくてはいけない。
そしてそれを作るためだけに入学した私、ムラカミ。
「長編映画をつくりたい」という夢の元、母校に決めて自ら入学したにも関わらず
3年間映像やその他の"モノヅクリ"についての学びや経験を通して
卒業制作でナニをつくろうか、ずっと頭を悩ませていた。
映画制作は結構人数が必要。授業で作った短い映像でも何人ものスタッフを要した。
ただ私は、致命的にグループ制作が苦手。
センスが合わない人との共同制作では素晴らしいものは絶対作れない。
というか、つまらない。
おまけに私は凡人。
毎年技術やセンスが光る人は学内中に名前が知れ渡っていたが、無名の凡人。
映像専攻なのに「Webのムラカミ」と呼ばれていた。(Web全然できない)
周りの友を見ればCGやプログラミングの達人で溢れている。
率先して前に立つウェイ系でもなければ
知識に優れているマニア系でもなく、凡人すぎて空気のような私。
ダイジョウブカナ、、グランプリ トリタインダケド、、
でも「映画をつくりたい」。
そのために入学したんだから。
幸い私のゼミの担当教授はつくりたいものを自由に作らせてもらえる放任主義的なお方だった。(そこがゼミ選びの決め手だった)
なら「つくっちゃお」と。
誰にも文句言われないし、気にかける人も注目する人もいないし
正直歴代の卒業制作も半分以上が大学生が作ったものとは思えないレベルだし...。
と軽い考えで「映画制作」を再決心した。
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